登校しぶり・不登校 その2


登校しぶりや不登校の状態になると、
多くの子ども達は、人の目が怖くなります。

学校に行っていない自分がどう見られているのか、
気になるのは、自然なことだともいえます。

なかでも、過剰なほど「人が怖い」と訴える子どもたちがいます。
とても優しく、人に気を遣う子がほとんどです。

このような子ども達は、自分の気持ちより他人を優先する
「他人軸」になっていることがあります。

人を大切にすることは、日本の美徳です。
でも自分も大切にしなけれな、つぶれてしまいます。

人が怖いという子どもは、怖さに配慮をしながら、
保健室、相談室、フリースクールなど、優しい人間関係の中で、
小さな「yes,no」を言えるように導いていきましょう。

家庭でも、「学校に行った・行かなかった」ということだけに
目を向けるのではなく、「NO!」が言え、気持ちを表現できるように、
ということを目指して関わっていってあげてください。