登校しぶり・不登校 その5

高校時代の不登校には、今まで述べた理由の他に、
進路の悩みが加わります。

自分の進路がこれでよかったのか。
周囲の期待と自分の気持ちの葛藤。
夢が破れたり、挫折を経験することもあります。

高校時代の不登校への対応は、
学校復帰だけではなく、様々な選択肢があります。
葛藤を乗り越えて成長していければ、
自分の生き方を見つめる機会にもなります。

ですから、そのまま「ひきこもり状態」になってしまわないよう、
家族や友達、様々な機関など、周囲のサポートが大切になります。

またこの時期、精神的な病気を発症していることもあります。
様子がおかしいと思ったら、信頼できる病院を探して、
受診してみましょう。

以上、5回に分けて、登校渋り・不登校を考えてみました。
ピンチはチャンス!
「ネガティブに思える経験が、とても大切な意味を持っていた」
と気づかされることもよくあります。