魂を癒やす仕事
今夜は、精霊流しに向かう人たちの、
鐘の音が響いていました。
家族や親戚がたくさん集まって、
話しながら歩いていきました。
私が通った大学院はユング派なので、
よく「魂」というものを考えます。
お盆には亡くなった人の魂が帰ってくるとか、
魂が三途の川まで行って引き返した話とか、
日本人の日常には「魂」というものは、
わりと馴染みが深いけど。
生きている私達の「魂」は、
どこにあるのだろう?
くよくよ悩んでいる心?
あれこれ考えている頭?
迷いも悩みも含みつつ、
より大きな何かに導かれるような時、
「魂」というものを感じます。
ユング派では、病を除去しようとする
"治す(cure)"という考え方ではなく、
"癒やす(heal)"という考え方をします。
真の自己を取り戻していくために、
傷つきを癒やし、魂を癒やし、
生きている意味を見いだしていく。
私も、クライアントさんが
生きている意味や喜びを見つけられるよう、
魂を癒やす仕事をしたいと思います。