感情と友達になる

週末の心理学講座のテーマは、
「感情の受け止め方」

実は、感情についての常識は、
まだまだたくさんの誤解があります。
感情を出すのはよろしくない、
というのも、その一つ。

泣いたり、怒ったりせず、
アルカイックに微笑んでいるのが、
日本人の美徳だったりします。

逆に、感情を暴発させる人を見ると、
感情は怖いもの、手に負えないもの、
という思いを強くことも。

これ、どちらも不自然なんです!

ネガティブな感情を抑圧ばかりしていると、
心の奥でねじまがって、発酵しはじめ、
突如暴発したり、身体の調子をくずしたりします。

人に怒りをぶつけている人は、
感情がねじまがって、暴発してるんです。
自然な感情を感じているのではないのです。

喜び、幸せなどポジティブな感情はもちろん、
悲しみ、怖れ、怒り、寂しさ、などなど、
ネガティブな感情とも、友達になりましょう。

「寂しかったね」「腹が立ったね」と、
受けとめてあげましょう。
すると、ネガティブな感情は、
じわーんと溶けて、流れていきます。

感情を感じ終わって、スッキリして、
元気が出てきた時、心が癒やされた時、
感情とのつきあい方が、わかってきます。

感情と良い友達になりましょう。

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